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【コラム】「恋」が「愛」に変わる瞬間

執筆者の写真: kinsei1924kinsei1924

更新日:2020年12月10日

 「恋と愛はどう違うのでしょうか?」

という質問にある女性は、こう答えました。


 「恋をしている時、その物語の主人公はいつでも私。

彼のためにお洒落をしていても、料理を作っていても、

 プレゼントを選んでいても、主役はあくまでも私。

 恋が愛に変わる時、その物語の主役は彼になる。

 私は彼の幸せをただ無心に願い、必要だったら

苦手なことだってする。 もちろん見返りなんて考えもしない。

 ただ彼のために出来ることをしたいと思い、するだけ」


 最終的な関心の対象が自分にあるのが恋で、

関心の対象が <相手がどんな体験をしているか>

<相手の状態をいかに良くしてあげるか>

にあるのが愛なのでしょう。


 恋とは情熱的で移ろいやすく、ある意味自己中心的なもの。

 一方的に熱く燃えたり、あっという間に冷めてしまったり。

 「自分がこれだけあなたのためになることをやっているのだから」

と見返りを期待して、苦しくなったりしてしまいます。

 愛とは思いやりを表す自己表現、行動することなのでしょう。

 恋に駆け引きや打診はあるものですが、愛にはそれが無い。

 一人の男性と一人の女性が愛し合うことって、

実はとても凄いことなんですね。


 ある男性が言いました。

 「恋は下心(「心」が下にある。)、愛は真心(「心」が真ん中ににある)

なるほど、漢字は上手く出来ていますね。

 突然始まる恋はあっても、何もないところから始まる愛はありません。


 今、恋をしている人はその恋が愛に変わることが出来るような努力を。


 今、愛し合っている人はその愛を大切にしていって下さいね。


 自分にある注意を捨てた時、残るのは愛ですから。





 


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