「恋と愛はどう違うのでしょうか?」
という質問にある女性は、こう答えました。
「恋をしている時、その物語の主人公はいつでも私。
彼のためにお洒落をしていても、料理を作っていても、
プレゼントを選んでいても、主役はあくまでも私。
恋が愛に変わる時、その物語の主役は彼になる。
私は彼の幸せをただ無心に願い、必要だったら
苦手なことだってする。 もちろん見返りなんて考えもしない。
ただ彼のために出来ることをしたいと思い、するだけ」
最終的な関心の対象が自分にあるのが恋で、
関心の対象が <相手がどんな体験をしているか>
<相手の状態をいかに良くしてあげるか>
にあるのが愛なのでしょう。
恋とは情熱的で移ろいやすく、ある意味自己中心的なもの。
一方的に熱く燃えたり、あっという間に冷めてしまったり。
「自分がこれだけあなたのためになることをやっているのだから」
と見返りを期待して、苦しくなったりしてしまいます。
愛とは思いやりを表す自己表現、行動することなのでしょう。
恋に駆け引きや打診はあるものですが、愛にはそれが無い。
一人の男性と一人の女性が愛し合うことって、
実はとても凄いことなんですね。
ある男性が言いました。
「恋は下心(「心」が下にある。)、愛は真心(「心」が真ん中ににある)
なるほど、漢字は上手く出来ていますね。
突然始まる恋はあっても、何もないところから始まる愛はありません。
今、恋をしている人はその恋が愛に変わることが出来るような努力を。
今、愛し合っている人はその愛を大切にしていって下さいね。
自分にある注意を捨てた時、残るのは愛ですから。
Opmerkingen